男女共同参画推進のための講演・シンポジウム

実施日: 
2012.3.4

 平成24年3月4日(日)に、滋賀医科大学および滋賀県の主催により「男女共同参画推進のための講演・シンポジウム」が、ピアザ淡海滋賀県立県民交流センターで開催されました。これは、滋賀県からの委託による女性研究者等支援事業の一環として広く県民に声をかけた啓発事業であり、94名の参加がありました。
 まず、横浜市立大学名誉教授 田中-貴邑 冨久子先生による基調講演「男女共同参画社会の効用を性差医学的に検証する」では、日本人の三大死因、がん、心臓病、脳卒中は全て男性の方が女性よりも罹りやすいこと、男性の平均寿命が女性より7年も短いこと、これらの差は、生物学的に性差のある「古い脳」と呼ばれる部分ではなく、出生後の養育、教育、社会からの刺激によって創られる「新しい脳」に依存するとの説明があり男女共同参画社会が形成されれば、その効用により性別役割意識がなくなり、男女の寿命が同じになるはずであるとの趣旨の講演がありました。
 その後のパネルディスカッションでは、「男女共同参画社会形成の目的とは」をテーマに、聖泉大学教授 高橋啓子先生、立命館大学非常勤講師 伊田広行先生、滋賀医科大学附属病院女性診療科医員 竹林明枝先生、田中-貴邑 冨久子先生、そして座長の滋賀県医師会「医師のワーク・ライフ・バランスを考える会」木築野百合先生が、それぞれの専門分野から現実の問題や課題について発表され、新しい視点での男女共同参画社会形成について意見交換をし、会場の参加者からは「大変良い勉強になった」との意見が多数ありました。


基調講演の様子

基調講演の様子

会場の様子

パネルディスカッションの様子

座長:木築 野百合 氏
 

 

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