メールマガジン配信②:SUMS-なでしこNEWS Vol.2 [ アメリカの男女共同参画 ]

実施日: 
2012.8.1

2012年8月1日 発行
「SUMS-なでしこNEWS」第2号のテーマは「アメリカの男女共同参画」です。

目次

≪コラム≫
■アメリカの男女共同参画

≪男女共同参画推進室アップデイト≫
■【学内専用】SUMS-仕事と育児・介護の両立支援ガイドブックの発行

≪お役立ち情報≫
■ファミリーサポートセンターについて

≪内閣府カエル!ジャパン通信より≫
■仕事を続けたい女性が増えています

コラム

アメリカの男女共同参画

独立行政法人労働政策所・研修機構が2012年に発表した労働政策研究報告では、アメリカのWLB(ワーク・ライフ・バランス)推進は「労働市場政策的視点が色濃くみられる」(労働政策研究報告 2012)そうです。おそらく、絶えずメキシコや南米から移民の流入があるため、日本やヨーロッパの国々のように少子化対策が必要ないためでしょう。このため、男女共同参画推進に関してアメリカ政府機関が政策、実施することはなく、ほとんどが私的なNPO機関に任せて推進しています。このような理由で、男女共同参画の制度などを比較、参考にする時、「アメリカの場合」を聞くことが少ないと思いますが、いかがでしょうか?
政府が男女共同参画推進制度などに介入しないということは、それは個々の会社や企業に任せているということです。例えば、イエール大学では常勤教員には1年以上の産前産後休業が有給で提供されています。子育て手当や充実した健康保険の支給に加え、大学生の子どもを持つ常勤教員に対し子どもの年間の大学授業料(イエール大学以外の大学に入学したとしても)として250万円支給されたりと、いたれりつくせりです。
全部の会社や企業がイエール大学のようであればいうことはないのですが、京都府立医科大学男女共同参画推進センターNews Letter2011年12月号で、プレヴォ田辺朋子先生によれば、アメリカの一般病院勤務医の産前産後休業は3カ月間で無給です。復帰後は、育児中の勤務時間免除制度などはなく他の医師と同等量の仕事をこなさなければいけないそうです。そのため、身体がとてもたいへんだったと話していらっしゃいます。看護師や職員も同様で、どこで働くかで男女共同参画推進制度は異なります。
このようなアメリカの男女共同参画制度状況がはっきり表に表れているのが、2011年1月号の内閣府発行「共同参画」に載っています。一つは、世界経済フォーラムが毎年発表している「ジェンダー・ギャップ指数」(Gender Gap Index: GGI)と国連開発計画(UNDP)が発表している「ジェンダー不平等指数」(Gender Inequality Index: GII)の世界ランキング表です。GGIでは、アメリカは134カ国中19位で、GIIでは138カ国中37位にランク付けされていて、経済先進国としては決して高くはありません。ちなみに日本は、GGIでは、134か国中94位で、GIIは138カ国中12位に付けています。
>>内閣府「共同参画」2011年1月号参照
⇒ 詳細はこちら

【参考文献】
『共同参画』1月号、p.8内閣府男女共同参画局(2012)
『京都府立医科大学男女共同参画推進センターNews Letter』2011.12.vol.3
『労働政策研究報告』No.151(国立行政法人労働政策研究・研修機構(2012))
⇒ http://www.jil.go.jp/institute/reports/2012/0151.htm

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男女共同参画推進室アップデイト

【学内専用】SUMS-仕事と育児・介護の両立支援ガイドブックの発行

学内の教職員向けに利用可能な制度等をまとめたガイドブックを発行しました。
⇒ ガイドブックのダウンロードはこちら

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お役立ち情報

ファミリーサポートセンターについて

Vol.1のなでしこNewsでもお知らせしましたファミリーサポートセンターについて、もう少し詳しく紹介します。
ファミリーサポートセンターは、一般財団法人「女性労働協会」によって設立された女性を支援するためのネットワーク制度です。援助を受けたい方(依頼会員)と援助を行いたい方(援助会員)が、センターに申し込むことによって会員になり、援助が必要な時に子育てや介護のお手伝いのサポートをお願いできる制度です。援助会員には、センターで育児や介護に関する知識・技術の研修会を実施しています。
急な時に低料金でサービスを提供してもらえます。事前に会員になっておくと便利です。本学に近いファミリーサポートセンターは大津市ファミリーサポートセンターと草津市ファミリーサポートセンターの二つのです。
育児の援助は、以下のとおりです。

  • 保育所までの送迎を行う
  • 保育所の開始前や終了後の子供を預かる
  • 学校の放課後や学童保育終了後、子供を預かる
  • 学校の夏休みなどに子供を預かる
  • 保護者等の病気や急用等の場合に子供を預かる
  • 冠婚葬祭や他の子供の学校行事の際、子供を預かる
  • 買い物等外出の際、子供を預かる など

もっと詳しいことは、次のアドレスへ。

大津市ファミリーサポートセンター
⇒ http://www.city.otsu.shiga.jp/www/contents/1007001352552/index.html

草津市ファミリーサポートセンター
⇒ http://www.biwako.ne.jp/~nt-tenki/familysupport.html

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内閣府カエル!ジャパン通信より

仕事を続けたい女性が増えています

株式会社マイナビから女性の労働意識についての調査が発表されました。この調査は、同社の働く女子のための情報サイト「エスカーラカフェ」の会員で、20代の働く未婚の女性を対象に2010年から調査されています。その結果、結婚後も働き続けたい女性は70パーセント以上で、出産後の場合60パーセント以上で、前者の場合2年連続増加しています。その理由としてトップは、「経済的不安」と「自由に使えるお金が欲しい」だということです。

詳しい情報は、
⇒ http://www.mynavi.jp/news/2012/06/escala_cafe.html

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