メールマガジン配信⑧:SUMS-なでしこNEWS Vol.8 [ 男女共同参画は、日本の希望 ]

実施日: 
2013.2.20

2013年2月20日 発行
「SUMS-なでしこNEWS」第8号のテーマは「男女共同参画は、日本の希望」です。

目次

≪コラム≫
■男女共同参画は、日本の希望

≪男女共同参画推進室アップデート≫
■男女共同参画推進のための講演会のご案内
■なでしこカフェのご案内

≪お知らせ≫
■第2弾男女共同参画推進フェア 関連図書の貸出と展示

 

コラム

男女共同参画は、日本の希望

2月3日(日)に「県民参加のシンポジウム」を開催しました。第1部基調講演には、「パラサイトシングル」や「婚活」の言葉の生みの親である中央大学文学部 山田 昌弘 教授を迎え、「男女共同参画は、日本の希望」をテーマにご講演いただきました。講演内容は、下記のとおりです。
戦前の日本人は、男女共に何らかの生産活動に参加していましたが、戦後の工業社会への転換とともに「男は仕事、女は家事」の時代になりました。専業主婦の誕生です。1990年代までは、物が増えることが家族の喜びだった時代で、夫(父親)の収入は上昇し続けましたが、1995年以降は、ポスト工業社会へと移行していきました。いわゆる、グローバル、IT、そして新自由主義の複合要因によるニューエコノミーの時代です(山田 2006)。この時代を迎えると同時に、日本は、少子高齢社会へ突入していきました。1990年代初頭頃に現れ始めた「学卒後も基本的生活条件を依存してリッチな生活をしている」(山田 2007: 114)パラサイトシングルにも、ニューエコノミーの影響で、学卒後も基本的生活条件を依存しなければ生活できないパラサイトシングルへと変化していきました。このような家族形成力の低下が、日本の少子化に拍車をかけている一因です。
ニューエコノミー経済の下では、付加価値のある物しか売れません。また、物だけでなく、サービスや文化なども売る対象になりました。これに対応するためには、新しい視点に着目できる力がある女性を活用することが一番効果的です。そして、物が簡単に売れない時代は、経済の低成長のために夫(父親)の収入は、増えなくなりました。そこで、女性も労働市場に参入すれば、ダブルインカムとなり家庭の経済力が潤い、消費が活性化します。また、この家計の潤いは、夫婦の持つ子供の数と比例関係にあり(※山田氏参考資料参照)、少子化に歯止めをかけることにも繋がります。このように男女共同参画を推進することは、一石二鳥の効果があり日本の希望となりうるのです。
第2部においては、学長補佐 尾松 万里子 生理学講座准教授が座長を務め、奈良県立医科大学 水野 文子 細菌教室講師、京都府立医科大学 三沢 あき子 小児科学講師、リエゾン精神看護専門看護 安藤 光子 滋賀医科大学附属病院看護師長、本学外科学講座 梅田 朋子 特任講師の4名のパネリストを迎えてパネルディスカッションを実施しました。4名のパネリストの方々の医療分野での活躍と現状を大変わかりやすく発表していただき、ディスカッションでは、山田教授を交え、女性がフルタイムで働く労働条件や環境を整えるための柔軟性にとんだシステム作り(たとえば、労働時間が選択できるなど)が必要で、それには男女共に慣行に対する意識を変えることも必要であるなど、活発に討論が行われました。
(担当:ブラドリー)

参考文献

山田昌弘(2007)『少子社会日本-もう一つの格差のゆくえ』岩波書店.
―――(2006)『新平等社会「希望格差をこえて」』文藝春秋.

※2009年女性労働参加率:OECDジェンダーイニシアチブレポートP58,2009年出生率:OECDデータべース(http://www.oecd.org/document/0,3746,en_2649_201185_46462759_1_1_1_1,00.html)をもとに、内閣府男女共同参画局で作成。

>>目次に戻る

男女共同参画推進室アップデート

第3回 男女共同参画推進のための講演会

平成24年度 第3回学内講演会を開催いたします。東レ経営研究所ダイバーシティ& ワークライフバランス研究部長 渥美 由喜さんを講師としてお迎えし、「仕事と育児・介護の両立」~“イクメン”“介男子”になろう!~というタイトルでご講演いただきます。また渥美さんのご講演後、本学総務課主任 北山佳史さんと、附属病院看護師 福永康二さんのイクメントークもございます。
どなたでも参加できますので、ぜひご参加ください。

  • 日時:平成25年3月1日(金) 17:30~19:00 (受付は17:15~)
  • 会場:滋賀医科大学 臨床講義室1(臨床講義棟1階)
  • 対象:どなたでもご参加いただけます

【内容】
 (講演)
    演題:仕事と育児・介護の両立~“イクメン”“介男子”になろう!~
      講師:東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長 渥美 由喜さん
 (イクメントーク) コーディネーター:男女共同参画推進室チーフコーディネーター 今本 喜久子
      東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長 渥美 由喜さん
      本学総務課主任 北山 佳史さん
      本学医学部附属病院看護師 福永 康二さん

第2回 なでしこカフェの開催

平成25年2月25日(月)に第2回なでしこカフェを開催いたします。
場所は、滋賀医科大学付属病院 展望レストラン内の会議スペース(病院6階)です。お茶とお菓子を囲んでお話しましょう。男女共同参画推進室からは、2012年度の活動報告や今後の取り組みについてお知らせがあります。
ぜひご参加ください。

  • 日時:平成25年2月25日(月)17:15~18:00
  • 場所:滋賀医科大学付属病院 展望レストラン内の会議スペース(病院6階)

>>目次に戻る

お知らせ

第2弾男女共同参画推進フェア 関連図書の貸出と展示

国立女性教育会館(NWEC)女性教育情報センターから蔵書約100冊を借り受け、附属図書館にて展示・貸出サービス中です。このフェアは3月8日(金)までとなっておりますので、ぜひこの機会にお借りください。
詳細はこちら

ページ先頭へ