平成26年度医学特論においてのキャリアデザイン教育授業

実施日: 
2014.10.31

本学の医学部医学科1年生の授業である「医学特論」において、学生のキャリア設計や特に女子学生が将来の女性医師としてどのようにキャリアを維持・向上できるかを提案いただくためにロールモデルとして女性の医学系研究者を講師に招き、次世代の医学系研究者の育成のための意識啓発を目的にキャリアデザイン教育授業を実施しております。

本年度第2回目の講師は、昨年度「男女共同参画推進のための講演会」で埋め込み型人工心臓の研究開発をテーマにお話しいただきましたテルモ株式会社理事(現在は、東京大学COI拠点副機構長)野尻 知里 先生に「人工臓器開発とともに歩んだ半生」をテーマに次のアジェンダでご講義いただきました。

  • 1.世界の人工心臓開発の歴史
  • 2.左心補助人工心臓のグローバル開発
  • 3.私の履歴書-ある心臓外科医の60+年史
  • 4.人生観・価値観

人工心臓について、心臓を残し補助する拍動流ポンプ型補助人工心臓から連続流ポンプ型補助人工心臓が主流となっていく歴史、医学研究者、工学分野研究者と企業のエンジニアが連携・協働したご自身の人工心臓研究開発、そして医療分野の市場が拡大する中で治療機器分野への参入が急がれる日本の医療機器産業の課題などについて90分にわたりご講義いただきました。

野尻先生は、「自分の好きなことをして、新しいことにチャレンジすること、山は高ければ高いほど登りがいがある」をモットーに上記の医療機器開発に大きく貢献されました。講義終了後、受講学生より研究とライフイベントの両立や臨床外科医から研究職に移った理由などの質問があり、ご自身の経験からご回答いただきました。


野尻先生の講義

野尻先生の講義

会場の様子
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